阪神タイガースの外野手、近本光司選手は、2019年のデビュー以来、その圧倒的なスピードと優れた打撃技術で数々の記録を塗り替えてきました。
今回は、彼の輝かしいキャリアと、プロ野球界での足跡をたどります。
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目次
生い立ち
兵庫県出身の近本光司選手は、小学校2年生で野球を始め、高校、大学を経て、社会人野球の舞台で輝きを放ちました。
関西学院大学を卒業後、社会人野球の大阪ガスで2年間プレーし、2018年のドラフトで阪神タイガースに1位指名され、プロ入り。
独特のプレースタイルと努力が彼を今日の位置へと導いています。
特徴
近本選手は、走攻守三拍子そろった外野手として知られています。
球界屈指の俊足を武器に盗塁を量産し、課題だった成功率も年々改善しています。
また、安打製造機とも呼ばれるバッティング技術でチームの勝利に貢献し続けています。
守備でもその速さを活かし、外野の広い範囲をカバーしています。
年度別成績
年度 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 安打数 | 盗塁 | 出塁率 | OPS |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2019 | .271 | 9 | 42 | 159 | 36 | .313 | .688 |
2020 | .293 | 9 | 45 | 139 | 31 | .344 | .760 |
2021 | .313 | 10 | 50 | 178 | 24 | .354 | .795 |
2022 | .293 | 3 | 34 | 154 | 30 | .352 | .704 |
2023 | .285 | 8 | 54 | 143 | 28 | .379 | .808 |
3割に近い高アベレージと30前後の盗塁数、まさにチャンスメーカーです。
決して大きくない体ながらも10本付近の本塁打を放っていて、パンチ力もあるいい選手です。
こういう選手がいてくれると助かりますよね。
プロ野球の獲得タイトル
- 盗塁王:2019年、2020年、2022年、2023年
- ベストナイン:2021年、2022年、2023年
- ゴールデングラブ賞:2021年、2022年、2023年
記録
- セントラル・リーグ新人最多安打記録(159安打、2019年)
- プロ野球史上2人目の新人から2年連続盗塁王獲得
まとめ
細身の身体からは想像できないほどのタフさを感じさせるのが凄いなあと観ていて感じます。
怪我から復帰してすぐに結果を出す安定感もその超人ぶりを感じさせる理由の一つです。
走攻守揃った名選手として、小柄な野球人にとっての希望であり目標にすべきスターとして、これからも活躍してほしいと思います!