こんにちは、MOYAです!
「専業主婦だった妻が働きに出ることになった…」「すれ違いで夫婦の関係がギクシャクしてきた」など、共働き環境での夫婦関係について悩みごとはありませんか?
そんな方に向けて不安を解消するための「心構え」を男性の視点から紹介します。
- 妻が働き始める時の男性の心構え
- 共働きでの家事の分担は?
- 共働きで夫婦円満を維持するコツは?
本記事で紹介する「心構え」を実践すれば、ささいなことで起きてしまう衝突を防いで夫婦円満を継続することができます。
というのも、私自身の家庭が専業主婦の妻に支えられて成り立ってきましたが、子供の成長を機に共働き生活に変化した過程を経験しました。
最初からうまくいったわけではありませんでしたが、その中でいろいろと考え、反省をして、気持ちと行動を変えることで共働き夫婦の悩みを解決してきました。
記事前半では私の経験から得た男性の心構えについて、後半では夫婦円満でいるための実践方法を紹介しますので、同じような境遇の方は、ぜひ参考にしてみてください。
共働きでは男性の心構えが重要
専業主婦の妻が働きに出るときは、男性も気持ちを切り替えて夫婦で話し合いをすることが重要です。
たとえば、自分が転職した場合を思い浮かべてみてください。
妻が働くというのは自分たちが転職するのと同じような意気込みで働き始めるのです。
新しいことを始めるときは心身ともに疲れるでしょうし、そんな中で今までと同じように家事を続けることは容易ではないと想像できるはずです。
それを補うために夫の協力は必須ですが、事前にしっかり心構えができていないと夫婦の関係がうまくいかなくなってしまう可能性があります。
気持ちを切り替えて心構えを持つことで、妻に対する配慮が足りない言動を防ぐことができます。
1.お互いを尊敬しあう
家事はそれなりの時間を費やす必要があるもので、それが毎日のように行われます。
「専業主婦には休みがない」と言われるように、土日であってもやることがあります。
やってみるとわかることですが「休みがあるから頑張れる」という気持ちの余裕がないことは想像以上に大変なことです。
私は専業主婦だった妻に甘えまくっていましたので、身に染みて感じました。感謝しかありません。
共働きの生活では、夫婦がお互いのことを尊敬し合って、感謝の気持ちを忘れないことがスタートラインになります。
2.時間の使い方を考える
男性側の視点からすると、いままでと同じように仕事をしながら家事の時間を作ることが求められます。
そのためには時間の使い方を変えることが必要で、何かを我慢しなければならなくなるないかもしれません。
わかりやすい方法としては「時間の置き換え」があげられます。
ほとんどの人は習慣化されたタイムスケジュールの中で生活をしています。
自分の一週間のスケジュールを振り返ってみると、多少の流動性はあるかもしれませんが、だいたい何時に何をするかルール化されているはずです。
生活に必要な時間(食事、風呂、歯磨き、睡眠)以外で行っている行動のうち、何かを縮小するかやめることで、時間を生み出して新しい習慣にしていきましょう。
余裕はないはずなので完璧主義を求めない方が賢明です。
時短のためにはコストをかけることも検討してみて下さい。
3.家事に積極的に参加する
自分ができること、得意なこと、妻が苦手なことを中心に積極的に参加する意識を持ちましょう。
得意不得意は人それぞれです。お互いの苦手なことを補いあえる関係だとスムーズに取り組むことができるでしょう。
これは私の持論ですが、人は「料理派」と「掃除派」に大別されると考えています。
どちらかに好みが寄る傾向があって、料理が好きであれば掃除が嫌い、掃除が好きであれば料理が嫌いといったように、乱暴ではありますがいろいろな人の意見を聞いているとそのような傾向を感じます。※もちろん両方好きな人もいます
ちなみに我が家では、私は掃除(片付け)が好きで料理は苦手、妻は料理が好きで掃除(片付け)が苦手なので、ちょうど足りないところを補うことができてバランスがとれています。
共働きでの家事の分担は?
共働き家庭では、家事を上手に分け合うことで、お互いに少しでも楽になること、感謝の気持ちを育てることができるようになります。そのため「家事分担の大切さを知る」ことが重要です。
ここでは家事の種類の洗い出しとスケジュールについて解説します
1.家事のリスト作ってみる
家事のリストを作ることで、何をしなければいけないか見える化して、家庭内での分担もしやすくなります。
以下に、一般的な家庭で行われる家事のリストを示します。
このリストは、必要に応じて自分たちのライフスタイルや家庭環境に合わせて調整してください。
- 料理
- 朝食の準備
- 食の準備(お弁当含む)
- 夕食の準備
- 掃除
- 食器洗い
- 浴室の掃除
- 床の掃き掃除や掃除機がけ
- リビングの片付け
- トイレの掃除
- 窓ガラスの掃除
- 冷蔵庫の中の整理・掃除
- 洗濯
- 洗濯物を洗う
- 洗濯物を干す
- 洗濯物を畳む
- 衣類の整理
- 買い物
- 食料品の買い出し
- 日用品の補充
- その他
- ベッドシーツの交換
- タオルの交換
- ごみ出し(自治体によって収集日が異なるため)
2.スケジュールを一緒に考える
日、週、月単位の家事を整理してスケジュールを考えましょう。
どのタイミングで何をするか決めてみるとスムーズに家事が進みます。
以下に、一般的な家庭で役立つ家事スケジュールの例を示します。
このスケジュールを参考としてそれぞれのライフスタイルに合わせて調整しましょう。
毎日の家事スケジュール
- 朝
- 食器洗いとキッチンの片付け(朝食後)
- ベッドメイキング
- 洗濯物を洗う(朝一で)
- 夕方
- 食器洗いとキッチンの片付け(夕食後)
- ダイニングテーブルとキッチンカウンターの拭き掃除
- 洗濯物を干す(仕事や学校から帰ってきたら)
- 夜
- 洗濯物を畳む(テレビを見ながらなど)
- リビングの片付けと床の掃き掃除
週に1回(複数回)の家事スケジュール
- 土曜日または日曜日
- 浴室の掃除
- トイレの掃除
- 冷蔵庫の中の整理・掃除
- 床の拭き掃除
- ベッドシーツとタオルの交換
- 大きな買い物(食料品や日用品)
月に1回の家事スケジュール
- 月末の週末
- キッチンの換気扇フィルターの交換または掃除
- エアコンのフィルター掃除
- 家具の移動とその下の掃除
- 衣替え(季節に応じて)
- 不要なものの整理と処分
スケジュール作成のコツ
- 柔軟に対応する:予定は変わることがあるので、スケジュールは柔軟に調整することが重要です
- 分担する:家事はある程度均等に分担しましょう。子供がいる家庭では、小さな仕事を任せてみるのも方法です
- 優先順位をつける:すべての家事を一度にこなすのは難しいので、その日やその週で最も重要な家事を優先しましょう
3.家事を「しない」日をつくる
毎日家事をするのは大変なので、可能であれば週に一度は家事をしない日を作ってもいいと思います。
その日は外食をしたり、お互いの好きなことをする時間にすると生活がより豊かになります。
この日は、家族が一緒にリラックスしたり、趣味に没頭したり、外出して楽しむなど、自由な時間を過ごすことを目的とします。
家事を休む日を設けることで、日々の忙しさから解放され、家族関係も深まります。
ここでは、家事を「しない」日を効果的に設定し実行するためのポイントをいくつかご紹介します。
家事を「しない」日の設定方法
- 日程を決める
- 家族全員のスケジュールを確認し、最も都合の良い日を選びます。多くの家庭では、週末が適しているかもしれませんが、家族のライフスタイルに合わせて調整してください。
- 事前の準備をする
- 家事をしない日の前日に、必要な家事を済ませておきます。例えば、洗濯や掃除を前もって行うことで、家事を休む日を存分に楽しむことができます。
- 食事の計画
- 家事を休む日に料理をしたくない場合は、外食を計画するか、前もって準備できる食事を用意しておくと良いでしょう。または、お取り寄せグルメやデリバリーサービスを利用するのも一つの方法です。
- 家族でのアクティビティを計画する
- 家事から解放された時間を、家族で何か特別な活動を楽しむ機会にします。イベント、ショッピング、ピクニックなど、みんなが楽しめるアクティビティを計画しましょう。
- リラックスタイムを確保する
- 必ずしも外出やアクティビティを計画する必要はありません。家でゆっくり本を読んだり、映画を見たり、ただ家族とゆっくり過ごすのも素晴らしい時間です。
家事を「しない」日のメリット
家事を「しない」日を設けることで、家族全員がリフレッシュし、日常生活に新たな活力を得ることができます。
この日を上手に活用して、家族みんなで充実した時間を過ごしましょう。
共働きで夫婦円満を維持するコツは?
共働きで夫婦円満を維持するためには、お互いに理解とサポートを深め、バランス良く家庭と仕事を両立させることが重要です。
日々の小さな不満がたまり続けると、いつか爆発してしまう事態が起きてしまいます。
どんなことにも共通することですが、日々の小さな努力が大きな差を生むことになります。
1.私の家庭環境
- 現在、私と妻(40代)、高校生、中学生の息子の4人家族
- 息子が小学生のうちは帰ったら母親が迎えてくれる家庭を維持(専業主婦)
- 下の子が中学生になり手がかからなくなり、今後の学費などの負担増を見据えて妻が働きに出ることを決断
- 1年間は午後からの半日、2年目からはフルタイムに変更
私は子供の頃、母親は専業主婦として家にいてくれる中で育ち、基本的には学校から帰ったら迎えてくれる環境でした。(昭和はそんな感じでしたね)
そういった経験もあって、子供が小さい頃は妻が専業主婦として家にいてくれるのはありがたいことであり、特に違和感も感じていませんでした。
逆に、その状況に甘んじて色々と家事をこなしてくれていることが当たり前のような感覚になっていたのも事実です。
上の子が小学校にあがったころ、地方から東京への転勤がありました。
東京生活は楽しい反面、出費は地方で暮らしていた時より増加傾向にありました。
ただ、このころはまだ、生活面での苦労は表面化していない状況です。
東京での勤務は当初3年程度の予定でしたが、気が付けば10年が経ちました。
上の子が私立高校受験、その後も私立大学受験が確定的になり、家計的にも厳しくなっていきます。
そして、下の子が小学校を卒業したタイミングで妻も収入を得るために働きに出るという時期が訪れます。
最初は午後からの半日だったので何とかなっていましたが、フルタイムで働くようになってからは目に見えて疲労感がたまっていく様子が見て取れるようになり、私の意識もそこでずいぶん変わることになりました。
そこからは、この記事に書いている内容について考えながら、妻が笑顔で休日を過ごせるように取り組んできました。
このことがかえって、以前よりも思いやりの気持ちを大事にするきっかけになったとも感じています。
2.二人だけの時間も大切に
そう、忙しい毎日でも二人だけの時間を作ることは重要です。
機械のように黙々と家事のタスクをこなしてさえいれば「妻の負担が軽減されるからそれでいいでしょ」というわけではありません。
お互いの趣味や好きなことを尊重し合うことでしか、本当に良好な関係は保つことができません。散歩をしたり、ドライブに行ったり、映画を観たり、一緒に同じことをする時間を作りましょう。
そして、いちばん大切なことをいいます
夫婦円満な家庭の特徴は「正しさよりやさしさ」にあります
これは髭ダンの「Subtitle」を聞いたときに激しく刺さったフレーズと同じで、2番のサビ頭に出てきます
私はこれまで、正確性や効率化を重視する傾向が強く、それが優先すべきものと思っていましたが、その考え方は、時に冷たい態度として人を傷つけていると気が付きました(実際、妻からも「冷たい」と言われました)
今の世間的にも「正しさだけ」にフォーカスをして声高に主張している姿をよく見かけますが、その中に「やさしさ」が欠けているケースが数多くあるような気がします。
特に自分の身近な大切なひとに対しては、絶対に「正しさ」<「やさしさ」でなくてはいけません。
この名曲は、その歌詞と共に私の心に深く刻まれました。
■まとめ
最後に、紹介した内容をおさらいします。
- 共働きでは男性の心構えが重要
- しっかりと向き合って妻に対する配慮が足りない言動を防ぎましょう
- 共働きで夫婦円満を維持するコツ
- 家事分担の大切さを知り、一緒にスケジュールを考えましょう
- 共働きで夫婦円満を維持するコツ
- 二人だけの時間も大切にすること、「正しさよりやさしさ」を意識しましょう
ポイントは夫婦で意識を合わせ同じ方向を向くことです。仕事でのチームワークと同じですね。
夫としての心構えをもち、家事の分担を決め、お互いを思いやる気持ちが円満な関係を維持することにつながります。
現代の多くの家庭が共働きの環境で生活をしていますが、夫婦で協力してより多くのメリットを享受できるよう取り組んでいきましょう。
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